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診療時間 | 月~金 9:00~12:30/14:00~18:00 土曜日 9:00~12:30/14:00~17:45 |
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休診日 | 木曜・日曜・祝日 ※祝日のある木曜日は診療いたします |
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当クリニックのHPアドレス「http://www.6480.info」 なのは既に皆さん御存知だと思います。このアドレスには「むし歯をゼロにしたい!」という当クリニックからの想いが込められています。ところが一口に「むし歯」といっても全く同じむし歯は無いくらい千差万別なのです。そこで当クリニックのHPをご覧になって頂いたあなただけに「むし歯」についてお話しさせて頂きます。
私(院長)は大学病院の「むし歯科」というところで長い間、診療を行ってきました。
当時はその名の通り大学病院に来られた方のむし歯治療を専門に行っていま したので本当にいろいろなむし歯を見てきました。その経験を今後の診療に生かしたいと思い、まとめた内容が下記のものになります。
「むし歯なんて削って詰めればOK!」と思っている方にこそ是非読んで頂きたいです。
多くの人は「むし歯って痛い!」と思われていますが、痛くないむし歯もあるんです。しかし「痛くなければ良い!?」と思ってはいけません。むし歯で痛くなる のはその歯に「神経(正確には神経、血管、組織液)」があるからなのです。神経がある歯の場合、むし歯がある程度大きくなると神経が「警告=痛み」を発し て教えてくれるので、いきなり抜かないといけないような致命的なむし歯にならないで済みます(痛いことは大変辛いですが・・・)。ところが既に神経の無い 歯の場合はいくらむし歯が大きくなっても痛くなりません、なぜなら警告装置である「神経」が既に無いからなのです。このため「致命的なむし歯」になっても 気付かないという悲惨な事態が起きます。「痛くないけどかぶせが取れたから」「痛くはないけど歯が欠けて穴が開いたから」という場合はこのようなケースが 考えられます。たとえ痛くなくても早く歯科医院を受診して下さい、あなたの大切な歯が無くならないためにも。
「むし歯の治療をしたからもう大丈夫!」と思っていませんか?。確かにできてしまったむし歯を取って詰めてしまえばむし歯の進行を一時的に食い止めることはで きます。しかしその治療は長い期間(10年単位)でみれば悲しいことに「一時的な治療」と言わざるを得ないのです。「おかしいじゃないか!」と思われてい る方もおられると思います。しかしこのことは私たち歯科医も現実として認識しています。では、なぜでしょう?
(理由)
このような条件下で治療を行いますので、長い年月を経過することで詰め物と歯の間に隙間が生じてむし歯が発生してしまうのです。
「この詰め物(被せ)はどのくらい保ちますか?」とよく聞かれますが、これは非常に答えにくい難しい質問です。なぜならこの問題は「詰め物自体の寿命」と「詰め物と歯をくっつける接着剤(セメント)の寿命」の2つを含んでいるからです。それぞれについてお答えします。
詰め物が金属の場合、半永久的だと思って下さい。金属が割れたり穴があく事は通常考えられません。金属でなく歯と同じ色の樹脂や陶材の場合は材料自体の寿命 は「様々」です。なぜなら金属でない場合は「壊れる(割れる)」という事があるからです。普段の食事の時にも堅い物を噛みきったりすると壊れる事がありま すし、転んだり交通事故の際に強くかみ合わせたりすると壊れます。審美的な白い材料の場合は壊れる可能性が有るのが現実です。
これは使った材料によって異なりますし、噛み合わせの力のかかり具合も関係します。以前の接着剤は最新の物に比べて唾液に溶けやすかったですが、最近の材料 は過酷な口腔内でも比較的溶解しにくくなっています。ただし、全く溶解しないわけではありませんから長い時間の間には徐々に溶解してくると思って下さい。
余談ですが、以前に詰め物や被せの平均寿命を調べた論文が発表され、大変話題になりました。その論文は「被せや詰め物は5~7年でダメになる」というショッ キングな内容でした。しかしこの調査には落とし穴がありました。それは「ダメになった詰め物や被せの平均寿命を調べた」のであり、「10年や20年ちゃん と使えている詰め物や被せのデータは一切入っていない」のです。そこで現に私の口の中の詰め物を考えた場合、30年近く使えている物を始めとして20年使 えている被せや詰め物がいくつもあります。けっして全部の被せや詰め物が5~7年でダメになるわけではありませんのでご安心下さい。
長々と「むし歯」について書かせて頂きましたが、ここまで読まれて皆さんはどのような感想を持たれたでしょうか?。多分「むし歯の処置って結局はいつかだめ になるんだ」と思われたのではないかと思います。それでは何が一番大事でしょうか?。そう、「むし歯にならない事」が一番大事なのです。「予防歯科」が日 本でもやっと最近になって重要視されるようになってきたのも、歯科医が「むし歯の処置の限界」について正直になってきたからだと思います。
みなさんも私たちと一緒に「むし歯予防」、頑張ってみませんか?
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